COLUMN

2020.9.24 | キッチンのはなしお客様の声③

CUSTOMER’S VOICE オーダーキッチン完成後のお宅を訪ねました③

F−FURNITUREはキッチンが完成しお引き渡しをしたあとも、メンテナンスや点検のため御施主様のお宅にうかがっています。
今回は、二世帯住宅の一部をリノベーションされたOさんを訪ねました。

◆愛知県 Oさん
◆ご家族構成 夫、長男、次男
◆二世帯住宅の一部(玄関、LDKキッチン・洗面室・浴室)をリノベーション

白い壁、オークの床のやわらかな雰囲気の内装。

もともとキッチンは、すべてオーク材を希望されていましたが、「フローリングもダイニングテーブルもオークですし、キッチンまですべてオークだと、ぼやっとしてしまうかな」(Oさん)と、リビング側は漆黒ともいえる深い黒のメラミン化粧板、キッチン側をオーク材のツートーンに。
リビングの壁面の造作家具も、F−FURNITUREで製作させていただきました。

キッチンカウンターの上に並んだ道具類をすべてしまい、ステンレスワークトップをきれいに拭き上げる。
これがOさんの毎晩眠る前のルーティン。
「キッチンリセットと呼んでいるんですけど。翌朝、気持ちよく家事を始めたいから、1日の最後にはキッチンのカウンターの上はきれいにしておく、って決めているんです」(Oさん)。

Oさんが夫とふたりの息子と暮らすのは、築25年の一軒家。
結婚時に夫の実家が二世帯住宅に改装してあったため、新婚から二世帯同居を始めました。それから15年。だんだんと設備も古びてきて、子どもたちも大きくなって間取りも少し使いづらく感じるように。

いつかリノベーションしたい、という気持ちは常にあり、ちょうど1年前(2019年7月)に玄関、LDK、バスルームの設備と間取りを一新。
インテリア好きなOさん。インスタグラムやピンタレストとで好みのデザインのキッチンやリビングを見ては写真を保存し、「こんな風にしたい」という妄想を広げていました。
特に、キッチンは絶対に木を取り入れたものにすると決めていたそうです。

F−FURNITUREさんにキッチンをオーダーしたのは、友人から紹介してもらったからなんです。遊びに行くたび、その友人宅のキッチンが素敵で……
人生で初めて訪ねた、というキッチンショールームも、うれしいことにF−FURNITUREだったとか。
一目見て、木の雰囲気が好みで、もうお願いしようと決めました」とさらにうれしいお言葉。参考のために、と、ほかのメーカーのショールームも積極的にまわり、こういうコンロがいい、こういう水栓金具がいい、と理想のキッチンを細部までイメージ。

設計を担当した代表の藤岡は「Oさんのこうしたい、というイメージや使いたい設備機器がはっきりとあったので、僕たちはそれを具体化するお手伝いをしただけ(笑)」と振り返ります。

こちらがリノベーション前のお住まいの様子。以前は、玄関からリビング、キッチンへとそれぞれにつながる廊下があり、部屋が細かく分かれていました。
キッチンも独立型で、料理中はなんだか孤独。

廊下のスペースがもったいない、と今回のリノベーションでは、廊下をなくし、リビング、キッチン、トイレ、バスルームと一続きにし、開放的な間取りに。

食べ盛りの男の子ふたりを育てながら、フルタイムで働くOさん。日々の食事づくりや片付けは、最新のキッチン設備を利用されています。

リンナイのIH2口コンロ(一番左)は、「弱火で20分煮たら自動で電源が切れる」などタイマー機能や電源が切れたのち3分後にレンジフードも切れるという連動機能など、万全の安全機能付き。
「煮物や天ぷらモードなどあって、火の調整が簡単です」。
土鍋でお米を炊きたい場合は、中央のガスコンロで。
そして、一番右がOさんが絶賛するガゲナウのバーベキューグリル。
ふたをあけると鉄製のグリル、その下には電気で熱せられる溶岩石が仕込まれており、溶岩石が発する遠赤外線効果で肉や魚、野菜がまるで炭火で焼いたようにおいしくなるとか。

「肉や焼き鳥をただ焼くだけでも本当においしいんです。
グリルのそばにイスを持ち寄って焼き肉屋さんみたいになることも(笑)。時間がないとき、本当に助かります」

そして、毎晩の晩酌は欠かさないという、お酒好きなOさん夫妻。
12本入るワインセラーをキッチンカウンターの一角にビルトインしています。
「ダイニングテーブルに座って、振り返るとすぐにワインやビールが取れる。
夫にビールとって、といわれなくてすむようになりました(笑)」
存在感をはなちがちなワインセラーも、さりげなくキッチンカウンターと一体化させられるのもオーダーキッチンならでは。
ワインセラーはさくら製作所のもの。

日本の住宅にあったコンパクトサイズがそろう。
ワインセラーをビルトインするため、キッチンカウンター自体の奥行きは通常より大きめの1100mmに。

「キッチンはそんなに広くないのですが、効率のいい収納にしていただいたので、たくさんあった調理道具も器もきれいにおさまりました。
追加でほしかった器も買ってしまったくらい」
それもそのはず。打ち合わせ時に持っているものの量、サイズをすべて書き出していただいて、キッチン側の引き出しには調理道具を、ダイニングテーブル側には器をおさまるように設計したのですから。
「開け閉めのスムーズさにもおどろきました。奥のものまですっと取り出せて便利です」
キッチン背面の白い戸をあけると、電子レンジや炊飯器などの家電置き場とパントリー。「広いとつい食材をストックしすぎてしまうから、必要な分をミニマムに管理できてちょうどいいサイズでした」

リノベーションしてから、1年。家族にも変化がありました。
料理好きな夫は、休みの日に料理を作ってくれることがあるんですが、今まで片付けはそこまでやってくれなかった。
食洗機があるからか、片付けまでちゃんとやってくれるようになったんです
インテリアに興味がなさそうだったふたりの息子も、家が開放的になってうれしそう。
また、Oさん自身も友人を招いて食事会をするようにもなったとか。
デザインも設備も広さも、すべて大満足です

食洗機はドイツ製のミーレ。レベルの高いヨーロッパの家電のなかでもナンバー1人気といわれるほどの使いやすさ。
取っ手はF-FURNITUREオリジナルの真鍮製。
使って行くほどにいい鈍色にかわり、経年変化が楽しめます。

Oさん
お忙しいところインタビューに応えていただき、誠にありがとうございました。
スタッフ一同心より感謝申し上げます。

取材・文/柳澤智子